2011/02/12
2011/02/12
Zoomのハンディレコーダー、H1の話の続きです。
昨日はブログ始まって以来の、初音源アップロードを
してしまいました。改めて下手ですみません。
で、H1で録った音をどうやってMacに取り込み、
加工してアップしたか、その辺について書きます。
今は他社製のも含め、こういうハンディレコーダーを
持っている方は多いと思いますので、録った音を
どうやって処理するか等、参考になれば幸いです。
まず取り込み。これもH1はとても簡単でした。
電源OFFの状態でMacとUSB接続すると、
カードリーダー的にデスクトップにマウントされます。
ここから目的のファイルをドラッグ&ドロップでコピーします。
今回のは24bit, 48kHzのWAVで録音しました。
こういうフォーマット、何で録れば良いんだろう?
と学校でよく質問されますが、僕はこう答えています。
•24bitは小さい音でもきれいに録れるよ
•32bitはデカい音でもクリップしないよ。
(でもアナログの段階で歪むから、上限がないって事じゃないよ)
•44.1kHz、48kHzはどちらでも構わないよ。
(でもどちらかに統一しておいた方が良いよ)
•96kHzはすごく良いよ
(でも44.1kHzにするとき、一度アナログにしないと意味ないかも)
16bitはどうなの?と思うかもしれません。そうですねぇ、
利点はファイルサイズが24bitよりも約30%だけ
小さいという位でしょうか。
しかし、録音レベルにも気を使わないといけないし、
あまりおすすめしません。
僕自身、16bitはもう数年来使っていません。
話がそれましたね。で、ProTools9にファイルをインポートしました。
使ったのはオーディオトラック、リバーブ用のAUXトラック、
そしてMasterトラックの三つです。
見てお分かりのように、オーディオトラックには何もかけてません。
マスターの方でローカット用のEQ、そしてレベル調整用のマキシマイザ
をかけてますが、基本的にあまりいじった音ではありません。
ホントにH1で録ったままの音です。
このH1の定位感というか、本体マイクのセッティングはとても良いですね。
モノラルっぽいけど、ちゃんとステレオ。
逆に言うと、ばらけてないモノラル感。
ドラムのアンビエンスとかにも使ってみたくなります。
次にリバーブ。
いや、だって自宅のデッドな環境ですし(^^;)。
アコギなんかはやっぱりきれいな響きのある部屋で
聞きたくなりますよね。
あくまでナチュラルにしたかったので、あまりかけてません。
ROOMは質感で選んでみました。
プリディレイが40msと比較的遅めです。
僕はリバーブをかける時、
許せる限りプリディレイを遅くする
というのをよく考えています。
プリディレイを大きくすると元音を邪魔せず、
小さい音量で最大限の効果が得られるからです。
あれ、結構長く書いちゃった。
続きのマスタートラックの設定については
また明日!
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Kei Kusama
Zoom H1を買った 2